2020年08月28日縄文の生活から里山の生活へ

ご存知ですか、若狭町の縄文ロマンパークには、

縄文時代の縦穴式住居が復元されてします。

住居の中はこんな風です。

 

そして、里山カルチャーガーデンOISAKOのかやぶき民家「集楽庵」

屋根裏はこんな感じです。

 

集楽庵は屋根裏と居住空間の二重構造になっています。

居間には「囲炉裏」があります。

日本の庶民の住居は、「縄文時代の屋根」そのままに、

ちょっと下の空間ができて、高くなっただけのような気がします。

縄文ロマンパークにある縦穴式住居の復元が縄文時代そのものの復元かは、

定かではありませんが、縄文時代からの生活文化が脈々と受け継がれている

ことを感じさせられます。

縄文の生活文化と里山の生活文化は確実につながっています。

2020年08月25日集楽庵は、だいぶと傷んできました。

かやぶき民家を修復て、12年が経ちました。

平成20年のかやぶき民家かや屋根ふき替え完成式

このかやぶき民家を中心に様々な活動をしてきました。

 

でも、流石に年月と共に相当傷んできています。

そこで、今年度から少しずつ修繕をしていく予定です。
専門の工務店さんに修理してもらう必要な箇所もありますが、

素人でも修理したり掃除したりすることができることも
たくさんあります。

森林楽校・森んことしては、
より多くの人々に関わってもらって
老左近の里山を100年つづく里山として
伝えていきたいと思っています。

多くの方の、ご協力とご支援をお願いします。

2020年08月24日夏の星の観察会〜旧暦の七夕まつり〜

「夏の星の観察会」と旧暦の七夕まつり。

ご家族2組と大人たちのささやかな活動となりました。

昼間は相変わらずの夏空の猛暑でしたが、夕方につれて、やや雲ゆきが怪しくなってしました。空の具合を気にしながらの開催となりました。

さてその顛末は。

開催時間の午後7時半ごろは、全くの曇り空でした。
星一つも見えません。
あたりは真っ暗。今夜はダメか!

それでも七夕まつり、まずはみんなで笹に願いを!
「どうかお星様が見られますように!」
「コロナウイルスが一日も早く終息しますように!」
「すこしでも、やせますように!」
「大物が釣れますように!」などなど、
思い思いのお飾りも作って、
ワイワイと賑やかしてしているうちに・・・。

するとポツポツの星さんが現れてきたではありませんか。
子どもたちは、また一つ見える。ほらまた・・・と、星数え。
ワクワク。

大人たちは、その様子をみながら、粛々とバーベキューの用意。
いい具合に、お肉も焼け始めた頃には、
なんと、望遠鏡をのぞけば「土星の輪っか」がくっきりと見える!つづいて「木星の横縞」もバッチリ。
肉眼では、彦星、織姫星、夏の大三角形など、次々と観測できました!

図鑑やインターネットのように、でっかくは見えませんが、
それでも、やっぱり本物の迫力はすごい!!
子どもたちもしっかりと感じているようです。
小さな望遠鏡の窓を真剣に覗き込んでは、
すごいすごい。見えた見えたを連呼!

これで、いい絵日記が書けるね。
「うん、土星の輪っか!すごい!」
「木星。真っ暗にくっきり見えた!縞模様も見えた!」

その横で、大人たちはジュージューと肉からイカへと焼いてきいます。

和気あいあい、ホノボノと夜が更けていきます。
いい活動ができました。
こじんまりとした、気取りのない気さくな体験活動がいいですね。

参加してくれた皆さんに、ありがとうごです。
願いを叶えていただいた
七夕様、お星様、ありがとうございます。
そして、すばらしい星と出会わせてくれた「名田庄天体観測クラブ」の中塚先生に感謝です。  chichi

【訂正とお詫び】
当初この活動は「令和2年度文部科学省委託事業」として準備をしていましたが、委託事業と当方人の活動方針が合わないと判断して、辞退させていただきました。事務局関係の皆様には、大変お手数をおかけしました。また、一部のチラシには、委託事業の記載されたものが配布されてしまいました。関係者の方々に重ねて、お詫びいたします。